江原悠介「Daikanyama Urban Element -代官山アーバンエレメント-」
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設計主旨
ー代官山の部分を集積し、自己の感性を足し合わせるー
代官山を他律的な視点から眺める
ここでの設計ではリサーチによる場所性の研究が必要となる
連綿と積み上げられた歴史を理解し、解釈しなおすことで、自己の感性の含まれた設計を目指す
リサーチでは自分の主観を通じて既存の建築を解釈しなおすことを考えた。
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今年の4~5月にかけて代官山に数回訪れ、上記の写真のように、まず槇さんの図面をトレースしたのち、
その図面から読み取れる平面的な代官山の形態の特徴を考察として書き込む。
後に現地で写真や、sketch 等をして3 次元的な代官山の魅力を見つけ、分析した。この行程を「形態リサーチ」とする。
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要素を抜き出し、分析していく。
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設計
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部分の魅力が建築の全体の魅力を柔らかくつくる
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≪魅力の伝播≫
代官山の魅力を再認識し、まちの形態への視線が豊かになる。これからの代官山の建築のあり方を柔らかく提案することにもなる。
講評:コンテクストの参照は有効な手段であるが、スタティックで面白みのない展開となることが多い。この作品も代官山性を槇文彦のヒルサイドテラスにあるとし、注意深くデザインサーベイを行う参照的なアプローチから始める。しかし、そこからが少し様子が違う。対象を背景や言語を経由することなく、形態のみから自由に解釈し、ともすればオリジナルからかけ離れた構成モデルを抽出する。そこから生まれた空間には、スタティックな参照を超えて新しい別の意味を紡ぐようなダイナミックさがある。コンテクストに全てを委ねるのでもなく、完全に自律するのでもない、中間的な態度にこの作品の面白さがあるのだと思う。(塚田)
KENCHIKU SHUKAN EXHIBITION 2021